小太郎岩キャンプ場

コンセプト

小太郎岩キャンプ場が誕生するまで

  • 家族団らんの時間をもっと子どもたちに

    30代の10年間、青年団体に所属しながらたくさんの青少年育成事業に携わってきました。最近の子どもたちは習い事に塾、親御さんも仕事が忙しく食事を摂る時間も家族バラバラで、私の幼少期に比べて家族団らんの時間が減っているように感じていました。このままでは家族関係が希薄になってしまうのではとも危惧していました。青年団体では様々な事業を試みましたが、団体の方針もあり思い切った事業を実施するには至りませんでした。

    家族だんらんの写真
  • 非日常の野外で
    家族の絆を深めて欲しい

    団体を卒業後も、青少年育成事業をやりたい気持ちは変わらない。一人の親として自分がやりたいと思う青少年事業は何なのかを考えました。これまでの経験を振り返って地域の子どもたちの楽しそうな笑顔を思い返していくと、印象深い野外活動での記憶が蘇りました。私自身も父親によくスキーや釣り、キャンプ、登山などに連れて行ってもらったことからアウトドアが大好きでした。野外活動での地域の子どもたちの笑顔と自分のワクワクした思い出が重なった瞬間、アウトドアをキーワードに新しい事業をつくろうと決意が固まりました。

    野外で家族の絆を深めるこどもたち
  • 目標はファミリーが主役の
    キャンプ場の開設へ

    アウトドアといってもたくさんの選択肢があります。奈良県の地域性や自然環境、野外での家族との過ごし方などを多面的に検討した結果、キャンプ事業が最適だという結論に達しました。私自身これまで我が子を頻繁に連れて行っていますし、中学生の長男とも時間が合えばデイキャンプを楽しんでいます。キャンプは家族の営みが中心にありコミュニケーションが生じやすいので事業の目的にかなっています。そうと決まればすぐに場所探しが始まりました。青年団体での活動エリアとしてお世話になった地元の桜井市、宇陀市、東吉野村、御杖村、曽爾村で最適地を探す日々が続き、ようやく想いを形にできると直感できた場所に出会いました。それが現在の小太郎岩キャンプ場です。

    ファミリーが主役のキャンプ場のイメージ
  • スタッフや友人の力を
    借りながら
    キャンプ場づくりがスタート

    私の想いひとつで動き出した事業ですので資金面で誰かに頼るわけには行きません。個人名義で所有していた不動産を売却し、自身の会社へ貸付けるかたちで法人として事業用地を購入しました。法人ですと信用力があり行政などとも折衝しやすいためです。また新規事業を自分事として張り切ってくれる頼もしいスタッフがいてくれるからです。様々な視点から意見を出し合いながら計画づくりを進めていきました。また現場でのキャンプ場づくりを手伝ってくれたのは、青年団体時代にともに汗を流したり酒を酌み交わした同年代の仲間たちでした。

    手伝ってくれるスタッフや友人たちのイメージ
  • 想定外のアクシデントも頻発し
    心が折れそうになることも

    ようやくキャンプ場として形になりはじめたと喜んでいると、大雨が降って造成箇所が流れてしまったり、不法投棄のゴミが地中や茂みからわんさか出てきたりとアクシデントにも見舞われました。加えて部外者から心無い言葉を投げつけられることもあり、既存の仕事を放ったらかしにして「間違った事をしているんじゃないか?」と自分を責めて心が折れそうになったこともありました。それでも私の事を信じてついてきてくれているスタッフや支援してくれている仲間たちに報いたい。その気持ちだけで無心に開拓を続けました。さらにオープン前からインスタグラムで応援していただいているフォロワーさんにもたくさん力をいただきました。

    想定外のアクシデントのイメージ
  • 遂にキャンプ場が完成
    初心を忘れず進化を目指す

    工事の着手から約1年。皆さまのお陰で2021年7月にオープンすることができました。私を信じて応援し続けてくださった方々、力や知恵を貸してくれた仲間たち、そして丸一年間休日の子育ても放棄していたのに文句も言わずに支えてくれた家族には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。オープンから早2年経ちますが今も試行錯誤の連続です。恩返しのためにも進化を止めることなくご指導ご鞭撻をいただきながら最高のキャンプ場に育てていきたいと考えています。まだまだ道半ばですので今後ともご支援およびご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。

    キャンプ場開発が進む様子

2023年7月

小太郎岩キャンプ場

株式会社山口裕康商店

代表取締役 山口忠弘


サービス・運営の方針

  • 心地よく過ごしていただくために

    それぞれのご家族が主役となって
    最高の時間を過ごしていただけるよう
    設備のメンテナンスを継続的に行うとともに
    場内における明確なルールづくりも行うことで
    ハード面、ソフト面ともに最良の環境を
    整えてまいります。

    心地よく過ごしていただくために活動するスタッフ
  • 自然を満喫
    していただくために

    恵まれたロケーションを最大限に生かして
    自然をより身近に感じていただくために
    過剰な施設は設けず、野趣を残した
    雰囲気づくりに努めています。

    自然を満喫できるロケーション

安心して
過ごしていただくために

キャンプと自然をこよなく愛するスタッフが常に心通うサービスを心掛け
お客様の思い出作りを誠心誠意サポートさせていただきます。

  • 小太郎岩スタッフ写真-01
  • 小太郎岩スタッフ写真-02
  • 小太郎岩スタッフ写真-03
  • 小太郎岩タツ写真

事業概要

1. 木材の価値創出に係る事業

新材の販売

地元奈良県吉野産の杉や桧を中心に取り扱い、生活空間で木の温もりを感
じていただける新築用部材の販売から、建設現場等の木質資材(足場材・仮
設資材・産業資材など)の販売、さらには用途を終えた古材の引き取りまで
ワンストップでトータルに行っています。

  • 新材の販売事業のイメージ
  • 新材の販売事業のイメージ

古材の加工・販売

「古材専門店Woodyan」ブランドで古材足場板を
中心とした古材の加工・販売を行っています。
カフェやアパレルショップ、雑貨店などの店舗装飾用部材として、
さらには家庭用のDIY部材としてご活用いただくことで、
古材の新しい価値を創出し森林資源のアップサイクルを促進します。

  • 古材専門店woodyan
  • 古材専門店woodyan

2.森林資源を生かした青少年の育成に係る事業

小太郎岩キャンプ場の運営

奈良県の豊かな森林や自然に触れていただくことで
ご家族の絆を深めていただき、子どもたちの健やかな成長に寄与します。
また森林の魅力や木の温かさなどを深く感じていただき
美しい森林を次世代に引き継ぐための機運を醸成します。

  • 小太郎岩キャンプ場
  • 小太郎岩キャンプ場

会社概要

会社名
株式会社山口裕康商店
代表者
代表取締役 山口忠弘
資本金
1,000万円
本 社
奈良県桜井市谷303‐1
事業内容
  • 木造住宅用の新築部材の販売
  • 建築現場等の資材の販売(足場材・産業資材など)
  • 「Woodyan」ブランドによる建築用古材(アンティーク材)の加工・販売
  • 「小太郎岩キャンプ場」の運営
創 業
1947年
設 立
1994年
RESERVATION ご予約